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⑤声のお悩み編 喋り声、喋り方でお困りの方

改めて ボイストレーニング について書いていきたいと思います。あずみ音楽教室では、歌のレッスンだけでなく、声の悩みにも対応しています。 声が通りずらい、発声が弱くなった気がする、人に聞き返されることが多い、話し声に自信が持て、抑揚がない と言われるなどなど。こんな相談をよく受けます。 巷には、声の出し方についての本や動画がたくさん溢れています。それを活用すれば治ることも多いと思いますが、 出した声を判断してくれる人がいることに、教室の意義 があります。 ここでは敢えて 結論 を書いてしまいますが、精神的な問題や発声器官に特別な事情などがない限り、 前方に向かってしっかり声を出す のひと言につきます。 遠くの人を呼ぶ時、緊急事態の時、何かアクシデントがあった時、 きっと普段より大きな声を出しているはず です。その時、 身体に力が入る場所 があるはず。それが喉なのか、お腹なのか、感覚は人それぞれですが 動いている筋肉 があるのです。 恐らくそこが 上手く動かせない、筋肉を意識するというのが難しいと感じるが故に、 声の悩みにつながっているのだと思います。滑舌練習や腹式呼吸の練習などが話し声のボイトレとして一般的ですが、私としてはプラスα、 筋トレ、ストレッチ、腹式呼吸、滑舌練習 をやると身体の使い所がわかり効果が高まると思っています。 姿勢や表情筋も関係してきますが、それはまたの機会に。 兎に角、声を出すということは全身運動でエネルギーを要する事なんです。 もし、声にお悩みの方でこの記事に辿り着いた方はぜひご自身の声を出すときの身体の感覚を思い出してください。こんな意識をするだけでも変わるかもしれません。 より深く知りたい方はぜひ教室にお問い合わせください。 ではまた あずみ音楽教室  https://www.azumi-ongaku-kyousitu.com/ 

④声のお悩みについて 詳しくは⑤へ

今回はレッスンの内容や考え方の話ではあるのですが、うちの教室の特徴であるボイストレーニングについてお伝えしていきたいと思います。 あずみ音楽教室は、ピアノとボイトレのどちらもレッスンをしています。私自身が、音楽大学では声楽(クラシックの歌)を専攻しており、高校生の頃はピアノでコンクールに出るぐらい頑張っていた為、どちらもレッスンができる状態です。 前回までのブログは、どちらかというとピアノのレッスンを前提に書いていました。 ボイトレになったからといって、そこまで考え方が変わるわけではないのですが、習う理由も人それぞれのため、書き足していきたいと思います。 長くなってしまうので一旦ここまで

③曲って題名次第なとこあるよね

②の投稿では 相手(先生や親など)の意図を汲み取る力を上手くなる過程で意識したい と書きました。 今回は教わっていく中で避けては通れない 抽象的な表現 について書きます。 ピアノを習う方々はまず楽譜の読み方からスタートします。習うより慣れろをモットーに、説明も挟みつつ色んなバターンを曲集で練習していきます。楽譜が少し進むにつれ、 強弱や音を繋げる、短く切るなど、初歩的な演奏方法 を伝えていきます。 ある程度進むと曲の弾き方として「軽やかに」「優しく」「優雅に」「おどけて「活発に」などなど、様々な指示がでてきます。 こういった指示をどうやって演奏に結びつけるのか? というのが今回のお話です。 ピアノの練習曲集には番号だけのものや、曲にタイトルがついてるものがあります。今回はタイトルありの考え方です。 例えば有名な「ブルグミュラー」という曲集で例をあげてみます。 「素直な心」という邦題がついた曲があります。この曲の冒頭に dolce (ドルチェ)と音楽記号がかいてあります。「 優しく 」と訳されることが多いです。その隣には 音を小さく するP( ピアノ )の記号もあります。 そうすると、優しく小さく弾くという結論がまず出ます。書いてある通りの解釈で何も間違いは ありません。ただ、私の教室としては優しく小さいモノは?という 一歩踏み込んだ考え を大事にしています。 なぜなら 抽象的な指示に対して、具体的なイメージを持つ事で演奏が豊かになり、想像力が磨かれていくからです。 「素直な心」というタイトルが出ていますので、そこに行き着く 連想ゲーム のように考えてみます。 タイトルありきで考えます (これが大事) タイトルまで行き着いた後、どうやって演奏するか?も考えてみます。 優しく小さい→小さな子供、生き物→純粋な気持ちや目→「素直な心」→キラキラしたイメージ→小さいけど芯のある音→指の力は残しつつボリュームを絞り、ペダルを踏んでみる といった具合に考えていきます。 順序が変わっても問題ありません。 こんな事を曲ごとに考えてるうちに演奏の幅が広がっていきます。 自分で好きな音色に演奏を変えることができ、演奏を楽しめるようになります 。 こんな風に教室では生徒さんの様子を見ながらお伝えしています。演奏をみてるとそれぞれ個性があっておもしろいです😄 こんな事を考えながら日々教室

②素直さも才能の一つ

今回は教室の方針の第二弾です! ①ではトライ&エラーの大切さを大事にしているという話を書きました。今回お伝えしたいことは、 上手くなる事だけでなく、上手くなる過程を大事にしたい という話です。 ピアノや歌を幼い頃から習ったからといってプロになれる子はほとんどいません。 でもせっかく通うなら意味のある時間にしたいと思うのが教室を開くものとしての願いです。 この 上手くなる過程で大事にしたいこと 、それは相手(先生若しくは親)の言ったことを素直に聞いて、理解、行動しようと努める事です。要するに教える側が伝えたいことを、 どれだけ汲み取れるか? ということです。 私はレッスンの際にその人がわかりやすいであろう言葉に 噛み砕いて伝える よう心がけています。 意味やニュアンスが伝わっているか?と問いかけながら 身近な例えや説明 をするようにしています。また練習方法なども、 いかに練習量を少なく、効率的にできるようになるか という考えの基レッスンしています。 素直に取り入れた人は上手くなります。素直に取り入れない人は上手くなりません。結果の出方はいたってシンプルです。 ・効率のよい方法を取り入れる。 ・アドバイスを取り入れるorアドバイスから派生して工夫を加える。 ・解説やインターネットなどでも調べて知識を補う。 ・パターンを理解する。 ・分析する、考える、予測する。 上記の様な要素は生きていく上でも必須なことだと思います。これらを汲み取って活かして欲しいんです。 音楽でいえば、人によって演奏も考え方も変わります。相手の意を汲み取ったり、自分で経験値を積んでいった結果、演奏や考え方が変化しながら個性が形づくられていきます。 トライ&エラーを 繰り返しながら、周りの意見も取り入れつつ成長していく。それができれば何をやっても成果を出すことができます。 習い事一つから大げさな話ではありますが本質的なところは全て繋がっています。 こんな風に考えながら日々教室をやっています。 またまだお伝えしたいことはたくさんありますのであれこれ書いていきます。 ではまた

①トライ&エラーは楽しい

ボイトレ、ピアノのレッスン、大人の方や子供の方に限らずこの教室を通して伝えたいことは、 トライ&エラー の繰り返しを楽しんでほしいということです。 仮説を立て、演奏を工夫して、出来上がりを想像する→演奏してみる→録音する若しくはフィードバックを受ける→改善する→以下繰り返し ひたすらこの繰り返しです。 特に子供を習わせる方々にお伝えしたい のが、あずみ音楽教室ではコンクールへの参加や、昔ながらの練習曲集をできるようになることに重きを置いていません。やりたい曲や、できる範囲のレベルの曲の中で、上記のような社会にでても使うことになる 物事を突き詰める力 を身に着けてほしいと思っています。 スマホ画面など、タッチ一つで難しいことは考えずに達成感の味わえる現代社会です。 音楽という正解のあるようでないもと向き合う事によって、物事を考えるプロセスを育むことができるんじゃないでしょうか? こんな風に私なりの考えをこれからも伝えていきたいと思います。 ではまた

おんがくきょうしつについて

このブログはあずみ音楽教室のブログとなります。ホームページをご覧頂いた方により詳しく教室のことを知ってもらう為に作りました。 レッスンや練習をするにあたっての考え方、 習い事をする上での考え方を主に書いていきます。教室選びのご参考にしてみてください。