今回は声のお悩み、歌声編ということで書いていきます。ここは私の専攻でもあった声楽科の真骨頂ですので、ぜひお読み頂ければと思います。 さて、教室にお越しいただく方々はそれぞれお悩みや目的をお持ちです。人前で上手く歌いたい、高い声を出したい、抑揚がない、音痴なんです、、、などなど。 私の教室では、上記の悩みに対して技術的な面に加え概念。つまりは精神的な面からもアプローチしていきます。 まず技術的な面においては、やはり歌の基本は腹式呼吸、よい姿勢、力みすぎない、のどが開いた形、声を前に、などなど一般的に良いとされる事を中心にやっていきます。どうやるかの説明は割愛しますが、あずみ音楽教室では身体の力の入れ方、意識の仕方を説明します。それによって好きな歌手のモノマネではなく、その人の持ち声で上達していくことができます。 また精神的な面というと、歌はこうでなければ上手くない、いい声だと思えない、自分の歌がつまらなく聞こえるなどなど、レッスンしている中で様々な意見がでてきます。 上の例の共通点は、自分への聞こえ方しか気にしていないことです。そこが問題です。歌には詞があり、音楽の勢い、調子がありそれに伴い感情の揺れ、時間の変化、情景の変化があります。聞いている相手がこれらの事柄を感じ取れるように歌えているか?ということです。聞いている相手に歌っている本人自身も含めて考えます。 聞いている相手(歌い手自身も含む)がどう感じるかな?と思いやりを持つと歌への解釈につながっていきます。 こんな風に考え方を変えることで歌うことで感じるストレスは減らしていけます。 裏声がダメと思ってる方なども多く見かけます。裏声が駄目なのではなくて、急に声が弱く聞こえたり、裏声を出すことによって力が抜け中低音部にうまく繋がらないことが問題の本質なのです。 それを解決する為に、裏声を強く出す訓練をしたり、地声の音域を広げたり、歌いやすいキーを探したりする。そうすることでテクニックの名称に囚われずに歌うことができます。 歌が上手くなるのは、テクニックも大事ですが歌ったことが相手に伝わるというのが1番大事なことになります。 ボイトレ動画を見て勉強しているけど伸び悩んでいる方。ぜひうちの教室に来てください。テクニックからプラスαの考え方をお伝えできると思います。 ご興味ある方はぜひ あずみ音楽教室 https://w
改めて ボイストレーニング について書いていきたいと思います。あずみ音楽教室では、歌のレッスンだけでなく、声の悩みにも対応しています。 声が通りずらい、発声が弱くなった気がする、人に聞き返されることが多い、話し声に自信が持て、抑揚がない と言われるなどなど。こんな相談をよく受けます。 巷には、声の出し方についての本や動画がたくさん溢れています。それを活用すれば治ることも多いと思いますが、 出した声を判断してくれる人がいることに、教室の意義 があります。 ここでは敢えて 結論 を書いてしまいますが、精神的な問題や発声器官に特別な事情などがない限り、 前方に向かってしっかり声を出す のひと言につきます。 遠くの人を呼ぶ時、緊急事態の時、何かアクシデントがあった時、 きっと普段より大きな声を出しているはず です。その時、 身体に力が入る場所 があるはず。それが喉なのか、お腹なのか、感覚は人それぞれですが 動いている筋肉 があるのです。 恐らくそこが 上手く動かせない、筋肉を意識するというのが難しいと感じるが故に、 声の悩みにつながっているのだと思います。滑舌練習や腹式呼吸の練習などが話し声のボイトレとして一般的ですが、私としてはプラスα、 筋トレ、ストレッチ、腹式呼吸、滑舌練習 をやると身体の使い所がわかり効果が高まると思っています。 姿勢や表情筋も関係してきますが、それはまたの機会に。 兎に角、声を出すということは全身運動でエネルギーを要する事なんです。 もし、声にお悩みの方でこの記事に辿り着いた方はぜひご自身の声を出すときの身体の感覚を思い出してください。こんな意識をするだけでも変わるかもしれません。 より深く知りたい方はぜひ教室にお問い合わせください。 ではまた あずみ音楽教室 https://www.azumi-ongaku-kyousitu.com/